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”キャラメル・ソング”

”キャラメル・ソング”

嵐さん6枚目のオリジナルアルバム

”ARASIC” 2006年7月5日リリース M6

 

このアルバムには、メンバーのソロ曲はなく、

5人がそれぞれメインになる楽曲が収録されています。

”キャラメル・ソング” はニノがメインの曲です。

 

イントロとアウトロには、子供の遊ぶ声が使われていて、

懐かしさ、切なさを感じさせる効果を生んでいます。

 

トラックは全体にかわいらしい雰囲気なのに、

歌いだしのドラムの強いリズムが

主人公の決心を表現しているようにも感じます。

アコースティックギターが全体的に効果的に使われており、

特にサビからと、間奏後半の強めのストロークは、

甘い雰囲気の歌詞とは対照的で面白い。

 

長めの間奏にもストーリーを感じます。

おもちゃ箱のような無邪気な印象の前半と、

エレキギターが効いている後半と。

 

 

歌詞は切ない。その切なさを、

ニノの繊細で少年のような声が絶妙に表現しています。

ほかのメンバーは一切目立たず、ニノを前面に押し出したことで

主人公の淋しさと、それを乗り越えた決心が

ストレートに伝わってきます。

 

作詞の小川貴史さんは、ほかにも嵐さんの隠れた名曲

”花” ”声” ”夏の終わりに思うこと” ”Snowflake

などの作詞を手掛けています。

これらもおすすめ。

 

別れのうたなので、季節は春なのかもしれないけれど、

私の中では秋に聴きたくなる楽曲です。

ちょっと物悲しい雰囲気がそうさせるのかもしれません。

懐かしくて切ない気分のときに

おすすめの一曲です。

ぜひ、聴いてみてください。